堺市北野田・秋のオカリナワークショップ_3日目(2022年11月11日)レポート
投稿日:2022年11月19日昨今、いよいよ寒くなってきましたね。
更新が遅れましたが、11月10日は河内長野、11日は北野田でのオカリナワークショップでした。
が!河内長野の方は、みなさん色んな事情により集まることができませんで、休講となりましてね。
ということで、この週は北野田のみの開催となりました。
早いもので、北野田では次回が最後になる秋のオカリナワークショップ。
寂しいというかなんというかですが、残り少ないからこそ、1回、1回を大事にしたいと思う今日この頃です。
そんな3日目は、これまで以上に幅広い音を鳴らす試みを行いました。
徐々に難しくなってきますが、最後まで楽しんでいただけたらと思います♪
運動することは楽器の演奏にもよい!
今日の北野田では、1オクターブ以外の音の練習をしました。
高い音や低い音、それにファの#をやりましたね。
ちょっと幅広くやりすぎた感もありますが、今日はちょいとやりたいことがございましてね。(理由はまたこの後で)
高い音や低い音は、音楽されている方でも難しいですね。
息の調整というのが特に難しいです。
でもね、Mさん(男性の方なのですが)なんですが、結構サクッと吹かれましてね。
音楽経験がないのにあまりにもスラスラ演奏されるMさん。
半ばどこかからの回し者やも!なんておもっていましたが(冗談ですよ)、その理由が明らかになりましてね。
どうやら、普段から運動をされているとのことで、そのついでにオカリナの練習もされているんですって。
ええもう、「だからですか!」と思いましてね。
運動後のオカリナ、とってもいいことですし、そういうところが楽器の演奏にも生きてくるんですね。
うちも山が近いので、Mさんに見習って、ウォーキング+オカリナしてみよかなと思います。
日々、いろんな方から学びを頂戴しております。
みんなで『よろこびの歌』のアンサンブル
オカリナはある程度なれてくれば、後は数を重ねてレパートリーを自分で増やすことができますね。
とはいっても楽典のお勉強は必要ですが、知っている曲なら耳コピで演奏することも可能です。
なので、このワークショップでは、一人ではできない練習のアンサンブルを行うことにしております。
厳密に言えば録音なりでやれなくもないですが、どうせならリアルタイムでね、アンサンブルしたいですよね。
今回は『よろこびの歌』をアンサンブルで演奏しました。
ベートーヴェンのいわゆる「第9」ですよね。
メロディーパートと、ハモリパート、後、不慣れな方用でコードの根音の音のみを演奏するパート(「ソーレー♪、ソーレー♪」のような)を用意しました。
ちなみにこれをするがために、今回は高い音とファ#を練習したんですね。
この楽曲では高いレが最高音なので、これくらいまでなら・・・と思いチョイスしました。
一方のミとかファ、低い音は大変ですが、ここは次回に復習したいと思います。
『よろこびの歌』、もっと人数が増えて、打楽器とかもあれば華やかになるんですが、そういう市民プチオーケストラのも今後考えていきたいですね。
「世界に一つだけの花」が変!?
アンサンブル後は、それぞれのレベルに合った個人練習。
もはやなんでも演奏できそうなピアノ経験者のOさんには、今回、「世界に一つだけの花」をお渡ししたんですね。
ただ、やや苦戦されているご様子。
というのも、楽譜に問題ありでしてね。
教材は私がつくっているのですが、極力、16分音符のような細かい音がないようにと、音価を伸ばして伸ばして制作しておりましてね。
それがかえってメロディーの輪郭を不明瞭にさせていしまい、演奏しにくくさせてしまいました。
確かに楽譜になれている方は見にくいやも。
でもね、そんなOさんも、一度サンプルで演奏してみると、「あぁ、わかりました♪」とスラスラ演奏されました。
さすがOさん、よい耳をお持ちでございます。
Oさん、本当、なんでも吹けちゃうので、すごいです!
その後、少しむずかしめな曲(高いファがいっぱい出てきます)をお渡ししまして、次回はその続きをしようかなと思います。
Oさんの場合、楽譜も読めて指もすらすら動く方なので、高い音や低い音ができればもはや敵なし状態!
ボチボチ、強化していきましょう!
次回は「しあわせなら手をたたこう」を演奏♪
今回はこんな感じで、結構大変だったと思いますが、たくさんのことをやりました。
高い音や低い音、これらは次も復習して強化をしていく予定です。
でも、次が最後なので(寂しくなります・・・)少しレベルを落として、楽しく終われたらなと思います。
そういえば、女性のTさんがね、「私ね、幸せなら手を叩こうを演奏したいの」というお話をいただきましてね。
なんでも長寿のお祝いでご家族で「幸せなら手を叩こう」を3年後に演奏できたらという話が出ているそうです。
楽譜をざっと検索するとそんなにむずかしい曲でもなさそう。
高い音が出来なさそうなら、少し雰囲気は変わるけれど調を変えれば簡単にもなりそうです。
というわけで、次回は、この曲もやってみようと思います♪
最後まで「楽しかった!」と思える、そんなワークショップにしたいと思います♪